包茎治療はぼったくりが多い?
自由診療が主流の包茎治療専門クリニックを利用する場合、費用が高額になる傾向にあります。
時には“悪質クリニック”と出会ってしまったが故に数百万円程のぼったくりに見舞われてしまう被害が見受けられました。
しかし現在は明朗会計を強く主張する良心的なクリニックが増えてきているのも事実です。
悪質業者は見過ごせませんが、包茎治療の全てがぼったくりの温床という訳ではありません。
実際にあったぼったくりの被害事例
2020年に入り、とある自治体の消費センターに包茎治療のぼったくり事案に対する依頼が舞い込んできました。
その内容は、事前広告と診断後の見積もりで治療の料金が大幅に異なるというぼったくりです。
無事に解決しましたが、消費者センターに駆け込まなければ300万円ほどだまし取られるところでした。
みなさんも同様の被害に遭わないように“ぼったくりに遭わないためのチェックポイント”を理解して、トラブル回避能力を身につけましょう。
ぼったくりに遭わないためのチェックポイント
安価を強調していない
被害事例でご紹介したように“最初の価格と会計時の価格が違う”というのが、ぼったくり被害の最たる事例です。
このようなトラブルは安さばかりを売り文句にしているクリニックで多発しています。
安さにばかりフォーカスしているクリニックは警戒しましょう。
インフォームドコンセントを徹底する
つまるところ、医療現場において金銭面でトラブルとなる主な原因がコミュニケーション不足であることは珍しくありません。
医師にはインフォームドコンセントという形で患者や家族が納得のいく説明を行う必要があります。
しかし患者も医師の判断に甘えず、不安な気持ちを全てぶつけて何一つ遺憾のない状態で治療に臨む必要があるのではないでしょうか。
値段にこだわる場合は泌尿器科を選ぶ
仮にお金のやりくりが厳しい状態で、真性包茎やカントン包茎のように必ず手術しなければいけない状況に陥っている場合は“泌尿器科”の受診を検討しましょう。
大学病院などの公的機関による保険診療を活用すれば、健康保険の適用範囲内で手術が行えます。
ぼったくりの心配を考えても、安心できる選択肢です。
専門クリニックが選ばれる理由について
保険が適用される公的な治療があるにも関わらず、多くの患者がクリニックの利用を検討します。
その背景には“包茎治療専門クリニックの方が、技術力が高い”という理由がありました。
当然ながら一概に技術を比較することはできません。
しかし包茎治療のみに特化しているクリニックの方が仕上がりの見栄えが良く、患者に配慮された環境が整っているという意見が多く見受けられるというのが現状です。
複数のクリニックを比べて決定しよう
ぼったくりを常習している悪質なクリニックが見受けられますが、全てのクリニックがぼったくりに加担している訳ではありません。
良質なクリニックを正しく選択するためにも、複数のクリニックを比較検討して納得のいく治療を模索してみてはいかがでしょうか。