保険が適用される包茎手術は危険?
私たちは病院など公的な医療機関を利用するとき、健康保険証を提示することで保険料の負担割合を減らした上で治療を受けられます。
この一連の行為に危険性を感じる人は少ないです。
しかし“包茎手術”となれば、保険が適用される手術は危険だという意見が聞こえてきます。
結論から言えば「保険が適用される手術だからと言って命に関わるような危険性はない」です。
ではなぜ、保険適用の手術は危険だと言われるのでしょうか。
手術の違いにおけるメリット・デメリットの観点から客観的な判断力を養いましょう。
保険適用の包茎手術とは
争点となる“保険適用の包茎手術”とは何でしょうか。
ここで定義する保険適用の包茎手術は、公的な医療機関(病院や保険診療クリニック)の泌尿器科で行われる手術を指します。
逆に言えば“保険適用「外」の包茎手術”を、包茎治療専門のクリニックと定義するのが自然です。
一般的には包茎治療を専門的で承っている機関は、自由診療という扱いになるので保険の適用が認められません。
保険が適用される手術について
まずは、保険が適用される手術のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
保険が適用される手術は大学病院の泌尿器科や保険診療クリニックで行われます。
カントン包茎や真性包茎のような、改善しなくてはいけない包茎を保険適用で手術できるという点が最も大きなメリットです。
危険性が示唆されていますが、手術を担当する医者は当然ながら医師免許を持って職務に就いているので一定の技術力が認められています。
デメリット
全ての機関に同様のことが言えるとは限りません。
しかし保険が適用されるような施設では手術方法が限られているという場合が多いです。
基本的には環状切開法が採用されており、その他の術式を選り好みできません。
環状切開法はその名の通り切開が行われ、後に縫合されます。
非常に技術力が試される手法であり、実績が結果として如実に表れるのです。
保険が適用されない手術について
それでは、保険が適用されない手術のメリットとデメリットをご紹介いたします。
メリット
包茎治療専門のクリニックで手術をする最大のメリットは技術力の高さです。
病院の泌尿器科は包茎だけでなく、泌尿器ガンや尿路結石などの本格的な外科手術を取り扱うことが多くあります。
その点包茎手術だけに特化した専門のクリニックは患者の求める手術を最適な方法で提供できるため、保険が適用されなくても手術の依頼が殺到するのです。
デメリット
包茎治療専門のクリニックを受診する最大のデメリットは「費用が高額」という点です。
逆に言えばこの点を除けば、仕上がり・アフターケア・精神的な配慮という点の専門性は、専門クリニックの方が圧倒的に高く評価されています。
目的に応じて手段を変えるべき
保険適用の包茎手術に特別な危険性はありませんが、高額な費用を支払った対価としてキレイな仕上がりを得やすい傾向にあります。
真性・カントン包茎など、どうしても手術をしなくてはいけない場合もありますので、どちらの手段を選ぶべきかはご自身の判断に委ねられるのではないでしょうか。