結論から言えば、年齢が原因で包茎手術を断られることはありません。

包茎手術の年齢制限とは?

包茎手術を検討するようになると、痛みや悪質クリニックなどの心配事が後を絶ちません。
人によっては包茎による悩みを抱えた時期が遅かったがために、「高齢だと包茎手術は受けられません!」の文言に心を痛めている場合もあります。

 

よくインターネットでは包茎手術の年齢制限問題が取り沙汰されますが、あまり気にしすぎる必要はありません。
医師の見解をもって包茎手術に年齢制限が設けられている訳ではないのです。

 

では何故包茎手術には年齢制限があると言う噂が流れるのでしょうか。
その真意を追究していきます。

 

年齢制限を設けられる理由

砂時計の中で膝を抱える男性

根本的な話として、何故年齢制限が設けられているのでしょうか。その理由には「体力の問題」が挙げられます。
当然ですが、人間は年齢を重ねるごとに生じる体力・抵抗力・筋力の衰えには逆らえません。

 

また、高齢になるほど心臓病やその他病気を併発してしまい、包茎に対処している場合ではなくなってしまいます。
安全に包茎手術を行うためにも、病気がなく体力のある若い内から治療を検討すべき、という意見が転じて年齢制限の問題まで発展したのが原因です。

 

何歳までの手術が最適?

包茎手術の上限に制限はありませんが、あまり若すぎる内から体にメスを入れるのはオススメできません。

 

一般的な指標として、18歳を超えたあたりでも包茎の場合は生涯を通じて包茎である確率が高いです。
未成年だと保護者の同意が必要でプライバシーへの配慮に問題が生じるため、最も早い時期の手術でも20歳以降の治療がオススメです。

 

年齢にかかわらず手術すべき人

イエローカードを出す審判

残念ながら局部の状態に応じて、年齢にかかわらずとも遅かれ早かれ手術を受けるべき人がいます。
以下の項目に当てはまる人は包茎手術を早い内から意識しておきましょう。

 

真性包茎・カントン包茎の人

仮性包茎ならば手術への選択肢がありますが、“真性包茎”もしくは“カントン包茎”の場合は基本的に手術をする必要があります。
どちらも亀頭の露出が不可能、もしくは露出に際して痛みを生じるために性行為や衛生面で不具合が生じるのです。
早めの受診を検討しましょう。

 

炎症を繰り返している人

包茎の状態が続いていると、亀頭が高温多湿になり続けるため“亀頭包皮炎”になりやすいです。
薬で治すことも可能ですが、根本的には包茎に対処しなければ炎症を起こし続けてしまいます。
何度か受診したことのあるような人でしたら、包茎手術の検討が必要です。

 

年齢ではなく状況で判断する

年齢だけが原因で包茎手術を受けられなくなる訳ではありません。
しかし、若くて体力のある内から手術を意識してなるべく早めに対応するに越したことはないというのも事実です。

 

自身の経済状況や体力の兼ね合いで最適な時期を見極め、適切なクリニックに相談できるような準備が大切なのではないでしょうか。

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